昨日は北海道家庭医療学センターの後期研修修了式でした。
修了式を行うかどうか、理事長と常務理事の間で意見が交わされ、最終的に行うことになりました。
今回、研修を修了するメンバーは北海道家庭医療学センターのセンター長が今の理事長に交代した初年度に、初期研修医として室蘭の日鋼記念病院に来てくれ、北海道家庭医療学センターが独立した初年度に、後期研修医として北海道家庭医療学センターに就職してくれたメンバーでしたので、苦難の時期に、我々とともに働くことを決断してくれたことに感謝する意味でも、行うことにしたとのことでした。
また、日頃、お世話になっている町村や医療法人の方に直接、お会いすることのできる貴重な場にもなっているので、日ごろの感謝を伝えるためにも、行う必要がありました。
今年も、自分が研修医の時にお世話になった町長や看護師長も来て下さり、自分の研修医時代を思い出しました。看護師長は私が研修医1年目の頃から知っている方なので、後期研修医2年目の時に、「ハッちゃん、ずいぶん、患者さんやご家族への説明が上手になったね。」とほめられたときは、とても嬉しかったです。
毎年、修了式に参加すると、初心に戻れます。
また、どれだけの方に支えて頂いているかを実感できる場でもあるので、気持ちが新たになります。
私にとっては、自分たちが何のために働いているのかを振り返る貴重な場になっています。
今年の修了生で、北海道家庭医療学センターの後期研修を終えた人は37名になりました。
後期研修が始まり15年。
年々、わずかですが、修了生が増えていくことが仕事のやりがいにつながっています。
修了生の4名の皆さん、お疲れ様。
大いに学ばせてくれて、ありがとう!
2011年3月20日日曜日
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