北海道家庭医療学センターのOBで、私の1つ先輩のDrが働くクリニックのドキュメンタリー番組が放映されます。
北海道にお住まいの方は、是非、ご覧下さいませ!
2009年11月27日金曜日
2009年11月3日火曜日
平成22年度 第1回家庭医療専門医認定審査のための試験
家庭医療後期研修プログラムの後期研修医の皆様
はご確認下さい!
日本家庭医療学会のホームページの更新情報のところに、
10月30日付で、「日本プライマリ・ケア連合学会による後期研修
プログラム認定と専門医認定について掲載しました」とありました。
ポートフォリオの件も、正式に発表されています。
また、平成22年度の受験者に関しては、詳細な報告は、家庭医療専門医を
特徴づける能力(詳細5事例)と家庭医療専門医が持つ医学的知識と技術
(詳細5事例)の合計10事例の提出でよいとのことです。
はご確認下さい!
日本家庭医療学会のホームページの更新情報のところに、
10月30日付で、「日本プライマリ・ケア連合学会による後期研修
プログラム認定と専門医認定について掲載しました」とありました。
ポートフォリオの件も、正式に発表されています。
また、平成22年度の受験者に関しては、詳細な報告は、家庭医療専門医を
特徴づける能力(詳細5事例)と家庭医療専門医が持つ医学的知識と技術
(詳細5事例)の合計10事例の提出でよいとのことです。
2008年7月8日火曜日
診療グループのまとめ役
(1)プライマリケアの専門医が診療グループのまとめ役としてチーム医療に参加する
昨日、日本医事新報の記事で、上記の内容を紹介したのですが、まとめ役として機能するには、専門医制度以外にも、制度を整えなきゃいけないと考えました。
例えば、心臓カテーテル検査が、その地域で、年に何件行われているのか、がわからないと、どのくらいの数の検査ができる循環器内科医が必要なのかもわからない。
このように、その地域の疾患のデータ、病院の機能のデータがわからないと、いくら、プライマリケア専門医が声を出しても、誰も聞いてくれないと思います。
これまで以上に、病院の情報開示が必要になってくるでしょうし、その役割を担う職種の育成なども必要になってくると思われます。
それにかかる財源をどうするか。
医療費にするのか、医療の質維持費と新しく作るのか。
その費用に見合う質の保証ができるのか、できないのであれば、財源確保は難しいでしょう。
また、情報収集に、その地域の医療機関の電子カルテの情報を統合して、利用できるようにすれば、効率化も図れるかもしれません。
専門医制度を整えるのは、その第1歩だとは思いますが、それ以降の2歩、3歩を考えないと、記事に載っていたような医療制度の構築には、時間がかかるのではないでしょうか。
昨日、日本医事新報の記事で、上記の内容を紹介したのですが、まとめ役として機能するには、専門医制度以外にも、制度を整えなきゃいけないと考えました。
例えば、心臓カテーテル検査が、その地域で、年に何件行われているのか、がわからないと、どのくらいの数の検査ができる循環器内科医が必要なのかもわからない。
このように、その地域の疾患のデータ、病院の機能のデータがわからないと、いくら、プライマリケア専門医が声を出しても、誰も聞いてくれないと思います。
これまで以上に、病院の情報開示が必要になってくるでしょうし、その役割を担う職種の育成なども必要になってくると思われます。
それにかかる財源をどうするか。
医療費にするのか、医療の質維持費と新しく作るのか。
その費用に見合う質の保証ができるのか、できないのであれば、財源確保は難しいでしょう。
また、情報収集に、その地域の医療機関の電子カルテの情報を統合して、利用できるようにすれば、効率化も図れるかもしれません。
専門医制度を整えるのは、その第1歩だとは思いますが、それ以降の2歩、3歩を考えないと、記事に載っていたような医療制度の構築には、時間がかかるのではないでしょうか。
2008年7月7日月曜日
新しい専門医制度の確立を
今週号の日本医事新報に、6月26日に、日本学術会議が医療崩壊回避に向けた要望書を政府に提出したという記事が載っていた。
内容として、我々、家庭医に関わる部分を抜粋すると、
(1)プライマリケアの専門医が診療グループ(*)のまとめ役としてチーム医療に参加する
*「病院と診療所、勤務医と開業医の区別亡く、必要な医療機能をグループとして運営する」
(2)要望書を提出した桐野委員長の私見として、「特に重要なのはプライマリケアの専門医。医療の情報量が増えているので、プライマリケア独自のトレーニングが要求される時代が来るだろう」との見通し
私としては、医療・保健・福祉の全体を見渡せる人材の育成を加えたい。それを医師がやるのかどうかという問題はあるが、その地域で、何が必要で、何にお金を配分していくか、考えられる人材が必要であろう。医療よりも介護が必要な地域では、医療費よりも介護にかかる費用にお金を配分した方が、効率もいいし、住民もハッピーになれる。
現時点では、その役割にやりがいを感じている家庭医が適任と思われるが、どうでしょうか。
内容として、我々、家庭医に関わる部分を抜粋すると、
(1)プライマリケアの専門医が診療グループ(*)のまとめ役としてチーム医療に参加する
*「病院と診療所、勤務医と開業医の区別亡く、必要な医療機能をグループとして運営する」
(2)要望書を提出した桐野委員長の私見として、「特に重要なのはプライマリケアの専門医。医療の情報量が増えているので、プライマリケア独自のトレーニングが要求される時代が来るだろう」との見通し
私としては、医療・保健・福祉の全体を見渡せる人材の育成を加えたい。それを医師がやるのかどうかという問題はあるが、その地域で、何が必要で、何にお金を配分していくか、考えられる人材が必要であろう。医療よりも介護が必要な地域では、医療費よりも介護にかかる費用にお金を配分した方が、効率もいいし、住民もハッピーになれる。
現時点では、その役割にやりがいを感じている家庭医が適任と思われるが、どうでしょうか。
コミュニティ形成
現在、若手家庭医部会執行部では、いかに、若手のコミュニティを形成するかで、メーリングリスト上で、ディスカッションしています。
若手の悩みなどの思いを、同じ若手と共有できるようにというのが最初の趣旨だったのですが、ふと、これも、レバレッジになるのではないかと思いました。
その1つが、学会認定の後期研修プログラムの魅力を増すことにつながらないかということです。つまり、こうです。今、学会認定の後期研修プログラムに参加している研修医だけが参加するメーリングリストを作成することを学会に提案しているのですが、施設をこえて、若手がこんんな形でつながっているというのは、聞いたことがありません。
「学会認定後期研修プログラムに参加すると、同じ立場の研修医とコミュニケーションがとれます!」ということが、魅力の一つになるかもしれません。そして、学会認定後期研修プログラム全体が、盛り上がっていくのではないかと考えています。やはり、研修医が1人でも来ないと、自分のところのプログラムを改善しようにも、改善できません。まずは、誰か、1人でも入ってもらえるように、全体として、魅力あるものにしていきたいです。
そして、2つ目は、同じ質を確保することにつながらないかということです。
現在、家庭医として働いていて、こんな話を耳にします。
「風邪だから、抗生剤は出したくないけど、自分が出さなければ、患者さんは他のところでもらうだろうから、出してます。」
「せっかく、入院して、歩けるようにしたのに、あの施設に行ったら、また歩けなくなって帰ってきた。」
これは、医療・保健・福祉で、同じ質のものが提供できれば、解決する問題ではないかと思うのです。それには、他のところがやっていることを知ったり、その質について議論する場が必要です。若手のコミュニティが、30年後には、日本全体に広がって、日本のどこでも、同じ質の家庭医療が受けられるようになるといいなと思っています。
医療・保健・福祉は、一施設で完結するものではありません。うまく連携するためにも、質の確保をいかにしていくか、日本全体で考えなければと思います。
でも、私がやることは、まずは、目の前の仕事です。それが、いつか、レバレッジとなることを想像して・・・。
若手の悩みなどの思いを、同じ若手と共有できるようにというのが最初の趣旨だったのですが、ふと、これも、レバレッジになるのではないかと思いました。
その1つが、学会認定の後期研修プログラムの魅力を増すことにつながらないかということです。つまり、こうです。今、学会認定の後期研修プログラムに参加している研修医だけが参加するメーリングリストを作成することを学会に提案しているのですが、施設をこえて、若手がこんんな形でつながっているというのは、聞いたことがありません。
「学会認定後期研修プログラムに参加すると、同じ立場の研修医とコミュニケーションがとれます!」ということが、魅力の一つになるかもしれません。そして、学会認定後期研修プログラム全体が、盛り上がっていくのではないかと考えています。やはり、研修医が1人でも来ないと、自分のところのプログラムを改善しようにも、改善できません。まずは、誰か、1人でも入ってもらえるように、全体として、魅力あるものにしていきたいです。
そして、2つ目は、同じ質を確保することにつながらないかということです。
現在、家庭医として働いていて、こんな話を耳にします。
「風邪だから、抗生剤は出したくないけど、自分が出さなければ、患者さんは他のところでもらうだろうから、出してます。」
「せっかく、入院して、歩けるようにしたのに、あの施設に行ったら、また歩けなくなって帰ってきた。」
これは、医療・保健・福祉で、同じ質のものが提供できれば、解決する問題ではないかと思うのです。それには、他のところがやっていることを知ったり、その質について議論する場が必要です。若手のコミュニティが、30年後には、日本全体に広がって、日本のどこでも、同じ質の家庭医療が受けられるようになるといいなと思っています。
医療・保健・福祉は、一施設で完結するものではありません。うまく連携するためにも、質の確保をいかにしていくか、日本全体で考えなければと思います。
でも、私がやることは、まずは、目の前の仕事です。それが、いつか、レバレッジとなることを想像して・・・。
2008年6月4日水曜日
世代を超えた家庭医の交流
日本家庭医療学会のメーリングリストで、理事でいらっしゃるある先生が投げかけたスレッドが盛り上がっています。
私は、今、家庭医としての第1歩を歩み始めた全国の後期研修医達の将来を見据えたその先生の発言の中に、次の時代の家庭医療を見据えた温かいまなざしを感じて、嬉しくなりました。
始まったばかりの後期研修プログラムとはいえ、その期間は、3年間。その3年間は、あっという間に、過ぎてしまい、家庭医としては、まだまだ未熟なまま、巣立っていきます(少なくとも、私はそうでした)。
そして、その後、1か所の診療所で長く働くといった経験を通して、まさに、研修が終わったあのときが、家庭医としての第1歩を踏み出したときだったと気づくのです。
私も、HCFMの4年間の研修を終えて3年になりますが、継続性という家庭医療の醍醐味を味わい、研修を終えて1人前になれたと思っていたあのときこそ、1人前の家庭医になるための第1歩を踏み出したときだったんだと痛感しています。
この3年間は、日々の臨床で悩んだり、自分の未熟さを感じたりすることもまだまだ多く、前を行く先輩の話を聞きたいと思うこともありましたので、今回の理事の先生のご提案は、非常にありがたいものだと思っています。
最近のうちの後期研修医は、そんな我々の姿を見て育っているからか、先輩であるベテラン家庭医のところに、選択研修でお邪魔するものもいます。
その中で、プライマリ・ケア学会の評議員でいらっしゃる矢吹清人先生を師事した研修医がいるのですが、そのときのことを、矢吹先生が、ご自身のブログで、紹介して下さっていました。
そのブログの中で、
「若い医師に自分の医療のエッセンスを伝えることも、クリニックを医学研究のために開放することも、これからの町の医者のつとめと考えている。」
というお言葉を見つけ、このように、応援して下さる先輩家庭医がいらっしゃることがとてもありがたく思え、幸せな気持ちになれました。
こんな風に、世代を超えて、「みんなで一緒」に、日本の医療をよりよいものにするために、働きたいものです。
私は、今、家庭医としての第1歩を歩み始めた全国の後期研修医達の将来を見据えたその先生の発言の中に、次の時代の家庭医療を見据えた温かいまなざしを感じて、嬉しくなりました。
始まったばかりの後期研修プログラムとはいえ、その期間は、3年間。その3年間は、あっという間に、過ぎてしまい、家庭医としては、まだまだ未熟なまま、巣立っていきます(少なくとも、私はそうでした)。
そして、その後、1か所の診療所で長く働くといった経験を通して、まさに、研修が終わったあのときが、家庭医としての第1歩を踏み出したときだったと気づくのです。
私も、HCFMの4年間の研修を終えて3年になりますが、継続性という家庭医療の醍醐味を味わい、研修を終えて1人前になれたと思っていたあのときこそ、1人前の家庭医になるための第1歩を踏み出したときだったんだと痛感しています。
この3年間は、日々の臨床で悩んだり、自分の未熟さを感じたりすることもまだまだ多く、前を行く先輩の話を聞きたいと思うこともありましたので、今回の理事の先生のご提案は、非常にありがたいものだと思っています。
最近のうちの後期研修医は、そんな我々の姿を見て育っているからか、先輩であるベテラン家庭医のところに、選択研修でお邪魔するものもいます。
その中で、プライマリ・ケア学会の評議員でいらっしゃる矢吹清人先生を師事した研修医がいるのですが、そのときのことを、矢吹先生が、ご自身のブログで、紹介して下さっていました。
そのブログの中で、
「若い医師に自分の医療のエッセンスを伝えることも、クリニックを医学研究のために開放することも、これからの町の医者のつとめと考えている。」
というお言葉を見つけ、このように、応援して下さる先輩家庭医がいらっしゃることがとてもありがたく思え、幸せな気持ちになれました。
こんな風に、世代を超えて、「みんなで一緒」に、日本の医療をよりよいものにするために、働きたいものです。
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