今、日本医事新報の最新号を読んでいます。
日本医事新報を読む時に、最近、楽しみにしているのは、「プライマリケア医応援プログラム」です。よく存じあげている先生の記事も多く、学会などの立ち話だけでは聞けない教えを頂いている気持ちで読んでいます。
今回は、千葉県・わざクリニック院長の和座一弘先生が担当されています。
和座一弘先生のお名前は拝見したことはありましたが、実際にお会いしたことはありません。
今回、記事を読んで、和座一弘先生が自治医科大学地域医療学教室の研修医第1号でらっしゃることを知りました。第1号というのは、道がないところに道を作るという歩みを避けられません。きっと、いろいろなご苦労をされたんではないかとお察しします。いつかお会いできたら、道を作ってこられたお話しをお聞きしたいなと思いました。
さて、記事に戻りますが、今回は、「開業医決断物語④ 研修医がクリニックにやってくる」というテーマだったのですが、その記事で、感銘を受けたところがあったので、紹介させて下さい。
引用ここから
あの時に先生(五十嵐正紘先生)が私に注いでくださった情熱の何分の一かでも、そして、あのとき過ごした素晴らしい時間の幾分かでも研修医と共有できたらと、この申し出を快諾したのでした。
引用ここまで
まさに、Pay it Forward!
こんな風に思ってもらえたら、指導医冥利に尽きますね。
これから夏休みの時期になり、我々の施設にも見学や実習に来て下さる学生さんや研修医も増える時期です。自分も、このようなPay it Forwardをイメージしながら、接していきたいなと思うと、彼らがやってくるのが少し楽しみになってきました。
和座一弘先生の記事は、研修医とのやりとりなど、他にも素晴らしいなと思う内容が盛りだくさんでしたので、是非、ご一読下さい!
2009年7月22日水曜日
2009年7月8日水曜日
実行不可能なアドバイス
本日、『「健康によい」とはどういうことか ナラエビ医学講座』(斎藤清二著)を読み終えました。
その中で、何気ない一言アドバイスが、恐ろしい一言である可能性があることに気づかされたので、ご紹介します。
−−以下、引用−−
注意すべきは、一見簡単に実行できそうなのにやってみようとすると絶対にできないし、それが実行不可能だということを、アドバイスされた当人も気が付かない、といったたぐいのアドバイスだ。
「おなかがしょっちゅういたくなるの。どうしたらいいかしら?」とアドバイスを求めてきたら、「気にしないようにしなさい。」とアドバイスする。
→アドバイスされた人は「気にしないようにしなければいけないのに、どうしても気にしてしまう。私はなんてダメなんだろう。」と思い込んで、ますます不快な気分になる。
−−引用、ここまで−−
他にも、「もっとリラックスしなさい」「気持ちを明るく持ちなさい」「病いを受け入れなさい」「自発的に勉強しなさい」などが紹介されていました。
今日も、外来で、危うく、実行不可能なアドバイスをしてしまって、「と言われても、○○さんはどうしたらよいのか、わからないですよね。」と自分で、自分にフォローを入れることになってしまいました。
自分の姿勢として身につくまで、しばらく、意識して、外来診療をしていかなければ・・・。
まずは、診察室の見えるところに、「実行不可能なアドバイスはしない」と書いた付箋を貼っておこうかしら。
その中で、何気ない一言アドバイスが、恐ろしい一言である可能性があることに気づかされたので、ご紹介します。
−−以下、引用−−
注意すべきは、一見簡単に実行できそうなのにやってみようとすると絶対にできないし、それが実行不可能だということを、アドバイスされた当人も気が付かない、といったたぐいのアドバイスだ。
「おなかがしょっちゅういたくなるの。どうしたらいいかしら?」とアドバイスを求めてきたら、「気にしないようにしなさい。」とアドバイスする。
→アドバイスされた人は「気にしないようにしなければいけないのに、どうしても気にしてしまう。私はなんてダメなんだろう。」と思い込んで、ますます不快な気分になる。
−−引用、ここまで−−
他にも、「もっとリラックスしなさい」「気持ちを明るく持ちなさい」「病いを受け入れなさい」「自発的に勉強しなさい」などが紹介されていました。
今日も、外来で、危うく、実行不可能なアドバイスをしてしまって、「と言われても、○○さんはどうしたらよいのか、わからないですよね。」と自分で、自分にフォローを入れることになってしまいました。
自分の姿勢として身につくまで、しばらく、意識して、外来診療をしていかなければ・・・。
まずは、診察室の見えるところに、「実行不可能なアドバイスはしない」と書いた付箋を貼っておこうかしら。
2009年5月15日金曜日
デイホスピス
今日は西胆振緩和医療研究会に参加してきました。
幹事会の後に、研究会が開かれたのですが、僕が学生時代を過ごした名古屋から講師の先生が来て下さるので、懐かしい気持ちで参加しました。
講師の先生は、阿部まゆみ先生。
現在、名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻がんプロフェッショナル養成プランの特任講師でいらっしゃいます。
演題は「地域への架け橋ー緩和ケアのエッセンスー」だったのですが、その中で、デイホスピスの紹介がありました。欧米では一般的と聞いてはいたのですが、講演の最後に、阿部先生が広島県で立ち上げられたデイケアホスピスを紹介したニュースのDVD映像を見せていただき、感銘を受けました。
患者さんが満面の笑顔で過ごしてらっしゃるんです。
私は、在宅ターミナルケアも実践しているため、がんの患者さんと接する機会も多いのですが、DVDの中の患者さんの笑顔を見て、外来で診察しているある患者さんが頭に浮かんできました。
「もっといいケアが出来るじゃないか!」と閃いたわけです。
ハッちゃんが、ハッとしました。
早速、病棟ホスピスでお世話になっているソーシャルワーカの方に話をし、阿部先生にも話しをして、うまくいきそうな実感が持てました。
ちょうど、うちにクリニックの看護師も参加していたので、月曜日に話しをして、よりよいケアを提供するべく、昼のカンファレンスで話し合いたいと思っています。
今日は、たまたま、上司が参加できず、代わりに参加したのですが、そこで、阿部先生と出会えたのは、きっと、僕が何かを気づく時だったのでしょう。感謝ですね。
この一期一会を大切にして、日々の診療に活かしていきたいと思います。
幹事会の後に、研究会が開かれたのですが、僕が学生時代を過ごした名古屋から講師の先生が来て下さるので、懐かしい気持ちで参加しました。
講師の先生は、阿部まゆみ先生。
現在、名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻がんプロフェッショナル養成プランの特任講師でいらっしゃいます。
演題は「地域への架け橋ー緩和ケアのエッセンスー」だったのですが、その中で、デイホスピスの紹介がありました。欧米では一般的と聞いてはいたのですが、講演の最後に、阿部先生が広島県で立ち上げられたデイケアホスピスを紹介したニュースのDVD映像を見せていただき、感銘を受けました。
患者さんが満面の笑顔で過ごしてらっしゃるんです。
私は、在宅ターミナルケアも実践しているため、がんの患者さんと接する機会も多いのですが、DVDの中の患者さんの笑顔を見て、外来で診察しているある患者さんが頭に浮かんできました。
「もっといいケアが出来るじゃないか!」と閃いたわけです。
ハッちゃんが、ハッとしました。
早速、病棟ホスピスでお世話になっているソーシャルワーカの方に話をし、阿部先生にも話しをして、うまくいきそうな実感が持てました。
ちょうど、うちにクリニックの看護師も参加していたので、月曜日に話しをして、よりよいケアを提供するべく、昼のカンファレンスで話し合いたいと思っています。
今日は、たまたま、上司が参加できず、代わりに参加したのですが、そこで、阿部先生と出会えたのは、きっと、僕が何かを気づく時だったのでしょう。感謝ですね。
この一期一会を大切にして、日々の診療に活かしていきたいと思います。
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