2009年5月15日金曜日

発見力をどう身につけるか

 今朝の勉強会で、上司は後期研修医の課題を見つけるのが上手いということに気づき、「発見力をどう身につけるか」、ということを自分の課題に設定しました。

 すぐに思い浮かぶのは、後期研修医の課題になりそうなことのポイントがわかっていること。

 他にも、何かないかと思い、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書)』でググって、書評やまとめが記載されているブログを読んでいました。

 「仮説を立てること」や、比較する、分解する、気づいたことをメモするなどの知識が得られたので、家に帰ってから、内容を理解して、日々の実践に応用していこうかなと思っています。応用を始めたら、分析、統合、評価を行っていきます。


 その検索の途中で、小飼弾さんのブログで、ハッとしました。

ーー以下、ブログの引用ーー

ビジネス書ばかり読んでいては「勝てない」理由が、そこにある。ビジネスは所詮人々の所行。自然には敵わない(というより、自然のごく一部)。あえて問題を一般化することで特定の問題を解くというのは科学の十八番。そこから学ばない手はないのだ。

ーー引用、ここまでーー

 このようなことは今まで言われたことがなかったので、自分でも考えてみたいなと思い、早速、推奨されていた『数に強くなる (岩波新書)』を購入しました。届いたら、読んでみます。

2009年2月15日日曜日

第4回 若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー 感想

今日のブログは主に冬期セミナーに参加した方や参加したかったけどできなかった方向けです。
私も参加してきました!私のタイムスケジュールは以下の通りです。

2月14日
①13:00〜14:00 「家庭医の学びに必要な教育・学習理論」 
②14:15〜15:45 「診療所教育見本市」
③15:55〜17:25 「家庭医のコアプリンシプル;応用編」
④17:40〜18:20 「若手家庭医の学びのコミュニティを作ろう!」
⑤18:20〜19:00 「若手家庭医部会総会」
⑥19:00〜21:00 「懇親会」
⑦21:00〜23:30 「二次会」
⑧23:30〜00:30 「若手家庭医部会3役と冬期セミナープロジェクトリーダーで会議」
2月15日
①09:00〜10:42 「フォロワーシップ」
②10:55〜12:15 「家庭医として学び成長するために」
③12:20〜13:30 「若手家庭医の学びのコミュニティを作ろう!」

気づいた事や考えた事
2月14日
①「観察学習の影響力が大きい。指導医の行動を見て、研修医は変わっていく。」
 いくら言葉でいい事を言っていても、姿勢や態度が伴わないと、全く説得力がない。聞くと当たり前のように思えますが、自分で実践できていたかというと、反省する事もあり、意識して行動しようと思えました。

②冬期セミナースタッフからの依頼で、コーディネーターを担当させていただきました。アンケートの結果でも満足度が高く、参加者のニーズが高いワークショップであった事が再認識できました。つまり、冬期セミナースタッフが参加者の事をしっかりと把握できていた事もよくわかりました。今後も、継続して行いたいワークショップですので、時間配分など、今回の反省点を今後に生かしたいと思います。

③4月1,2,3日とうちのセンターの新しい後期研修医に、ポートフォリオとその作り方のレクチャーをする事になっていたので、とても参考になりました。これまでの自分の指導は、研修医に診療を振り返ってもらい、疑問に思った事を調べてもらって発表してもらうという形式だったのですが、このワークショップでは、ポートフォリオのネタになりそうな疑問や困った事を取り上げて、それをどのように解決していったかの記録をポートフォリオにするという内容でしたので、ポートフォリオの自分の知らなかった作り方を知る事ができました。4月に自分で、レクチャーをするのが楽しみになりました。

④昨年、若手家庭医部会の執行部が世代交代し、改めて、若手家庭医部会の役割やヴィジョンを話し合いました。その際に、コミュニティ形成を促進しようと提案させていただき、プロジェクトが立ち上がり、今回、実際に、それが実現できました。
 自分自身が、せっかく高い旅費を出して、セミナーに参加したのに、今までの知り合いと喋って終わってしまったという経験を何度かしていたんです。
 前半のこのセッションでは、参加者の皆さんに「コミュニティを作りたいな」という気持ちに火をつけられたのではと思いました。

⑤改めて、若手家庭医部会のヴィジョンを紹介し、その役割を参加者の方に知っていただけました。
 若手家庭医部会の一大イベントである冬期セミナーが終了しましたので、今後は、いかの事に力を入れたいと思っています。

(1)日本家庭医療学会認定後期研修プログラムの卒業生に向けての研修内容や今後の進路についてのアンケート調査(指導医のアンケート調査もできれば・・・)
(2)第24回日本家庭医療学会 学術集会・総会(2009年プライマリ・ケア関連学会連合学術会議)で行う若手家庭医部会担当のセッションの準備
(3)今回の冬期セミナーでできたコミュニティの活性化

 上記の内容に、興味のある方や、ご意見のある方は、是非、「にっぽんの家庭医」のメーリングリストに投稿していただければと思います。

2月15日
①私自身も、上司がいて、部下もいてという立場で、最近、フォロワーとしてどう振る舞えばいいのか、と少し悩んでいたのもあって、とても参考になりました。早速、明日から、実践できそうな内容でした。
②医師の自己認識を「自分の人生での経験や感情面での性質が患者やその家族、そして、他の医療職パートナーに与える影響への洞察」という定義を示して頂き、もっと自分の事を知らなければという焦りが、家庭医として働いていて、患者さんやそのご家族や他の医療スタッフに、自分がどういう影響を与えているのかを意識すればいいのだという安心に変わりました。もちろん、それ自身が意識しないと難しい事ではわかっていますが、「これならできる。」と思えました。
 また、悩んだり、苦しんだり、失敗したときが自己分析のチャンスで、感情的に苦しい時期を乗り越えたら、「なぜ、なぜ、なぜ」と行動やそれに対する自分の解釈などを深める事で、自分の事がわかってくるということをワークをやりながら実感できた。
 最後は、そのような事を繰り返す事で、患者さんの満足度につながり、ひいては、家庭医としての喜びにつながるという話があり、今後も、家庭医として働く楽しみがもらえました。

 学習者として参加したどのセッションも、自分の今のニーズ(顕在化しているもの、潜在的にあったもの)に合っていたので、参加してみての自分の満足度は非常に高いです。
 また、アンケートの結果を見ると、同じように思って下さった参加者の方が多かったので、大成功だったと思えて、さらに、満足です!

以上、長くなってしまいましたが、読んで下さってありがとうございます。
また、他に参加した皆さんも感想などお聞かせいただければ嬉しいですし、ご自分のブログに残された方は教えて下さい!

2009年1月28日水曜日

NIOX MINO(ニオックス・ミノ)

 先ほど、北海道新聞を読んでいたら、NIOX MINO(ニオックス・ミノ)の記事を見つけました。実は、私、恥ずかしながら、初めて知ったのですが、喘息の診断ができる器械なんですねぇ!
 喘息では、呼気中の一酸化窒素が増えるので、その一酸化窒素を検出し、数値として表示してくれるそうなんです。
 慢性咳漱の患者さんで、最後の最後に、咳喘息だったと診断される患者さんもいらっしゃるので、初診の日に、喘息と診断がつけば、診断までにかかる医療費を節約できますね。エコの時代にぴったりの器械?!
 また、重症度と数値が相関するらしく、重症度判定にも使えるとのこと。
 そのうち、喘息のガイドラインが、NIOX MINO(ニオックス・ミノ)を使ったものに変わってくるかもしれませんね。
 医学生時代は利根川進博士に憧れて、ノーベル賞を夢見た(は言い過ぎですね)ときもありましたが、自分にはそんな才能はないと、早々に諦めていました。
 しかし、素晴らしい発明はできなくても、素晴らしい発明に敏感になり、それが、人を幸せにするのなら、積極的に広める立場には立てると思っています。
 こういう人に役立つ発明を広めていく仕事もしていきたいですね。
 でも、今回は、イノベーション普及理論でいうと、私の立ち位置は、innovators(革新者)ではなく、early adopters(初期採用者)ぐらいでしょうか。
 早く保険適応になって欲しいですね。