今日は西胆振緩和医療研究会に参加してきました。
幹事会の後に、研究会が開かれたのですが、僕が学生時代を過ごした名古屋から講師の先生が来て下さるので、懐かしい気持ちで参加しました。
講師の先生は、阿部まゆみ先生。
現在、名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻がんプロフェッショナル養成プランの特任講師でいらっしゃいます。
演題は「地域への架け橋ー緩和ケアのエッセンスー」だったのですが、その中で、デイホスピスの紹介がありました。欧米では一般的と聞いてはいたのですが、講演の最後に、阿部先生が広島県で立ち上げられたデイケアホスピスを紹介したニュースのDVD映像を見せていただき、感銘を受けました。
患者さんが満面の笑顔で過ごしてらっしゃるんです。
私は、在宅ターミナルケアも実践しているため、がんの患者さんと接する機会も多いのですが、DVDの中の患者さんの笑顔を見て、外来で診察しているある患者さんが頭に浮かんできました。
「もっといいケアが出来るじゃないか!」と閃いたわけです。
ハッちゃんが、ハッとしました。
早速、病棟ホスピスでお世話になっているソーシャルワーカの方に話をし、阿部先生にも話しをして、うまくいきそうな実感が持てました。
ちょうど、うちにクリニックの看護師も参加していたので、月曜日に話しをして、よりよいケアを提供するべく、昼のカンファレンスで話し合いたいと思っています。
今日は、たまたま、上司が参加できず、代わりに参加したのですが、そこで、阿部先生と出会えたのは、きっと、僕が何かを気づく時だったのでしょう。感謝ですね。
この一期一会を大切にして、日々の診療に活かしていきたいと思います。
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