今年の4月に、我々、「北海道家庭医療学センター」が独立し、その本拠地となる「本輪西ファミリークリニック(仮称)」に、電子カルテを導入することになりました!
12月の後半に、急に立ち上がったプロジェクトなのですが、僕が責任者として担当させていただいております。これまでは、紙カルテで診療をしており、電子カルテの導入は数年先になるであろう環境で働いていたため、電子カルテについて、ほとんど知識がない状態で、どうなることかと不安でしたが、調べながら、学びながら、やってます。
12月中に、10社強のパンフレットを入手し、今週、数社にデモンストレーションをお願いしています。
今日は、その第1回目でした。
今日の会社は、パンフレットのお願いのメールをしたら、早速、電話をかけてきて下さったところで、担当者の方の印象はとても良いです!
ただ、数百万円の代物なので、売る方は必死ですよね。もちろん、買う方の僕も必死なのですが・・・。
欠点なんて、なかなか話してくれないのですし、僕も聞くことができず、途中から、『今日は、明日の予行演習だぁ!』と思って、話を聞くだけ聞きました。
明日は、2社のデモンストレーションを聞きます!
心強いことに、明日は、室蘭市内の「クマックコム」というパソコン関連の会社の方で、電子カルテにも詳しい方が、一緒に話を聞いて下さることになっているので、今日よりかは、いろいろ話を聞き出せそうです。
この数か月、独立にあたり、いろいろな方に助けていただいているのですが、
この方も、ピンチに現れた救世主のような方で、12月の後半に、所長が出会った人物なのです!
僕も、たまたま、同じ時期に、新聞広告か何かで、「クマックコム」を目にしていたのですが、『Macを扱っているところが室蘭にもあるのかな?』ぐらいしか、頭に浮かばず、自分のところのシステムを作ってもらおうとまで、考えが及びませんでした。
ここが、平スタッフと所長の危機意識の違いでしょうか・・・。
『所長と同じレベルで、組織のことを考えられるようにならなければ!!!』と一人で自分を奮い立たせた次第です。
話が横道にそれてしまいましたが・・・
独立にあたり、これまで、現・法人に頼ってきた「テレビ会議システム」や「情報を共有するサーバー」や「ホームページ」をどうするかというのが課題の1つになっておりました。
こういったことに詳しくて、専任となれる人材が、ついこの間まではおらず、行き詰まっていたのですが、適任の方がこの室蘭市内にもいらっしゃったんですねぇ!
本輪西から、3分のところに、その会社があって、何かあれば、すぐに駆けつけてくれるのも、ありがたい!
僕は、明日、始めてお会いすることになるのですが、「クマックコム」という名前からして、きっと、Macが好きな方にちがいないと思いますので、今から楽しみです♪
3 件のコメント:
はっちさん、電子カルテ導入ですか!
うーん、過去の苦い経験が思い出されます、、
これまで3-4種類の電カルをいじったことがありますが、個人的には房総半島K病院のがベターでした。本院で使っていたからでしょうが、ITのバックアップ体制が素晴らしかった。データも、カテゴリーさえ伝えたら、翌朝にはフロッピーで渡してもらえましたし。でも、かなり高いはず。。
電子カルテは、単に記録を残すだけでなく、予防活動等のリマインダ機能、慢性疾患治療方針などのテンプレート、薬剤禁忌などのアラート、スタッフ間での情報共有のための患者ごとのタグやメモ設定、診療完了までのクリック回数や視線の移動範囲、研究のためのデータ取得方法、未受診患者抽出、ICPCなどの疾病分類、会計や紙伝票との整合性とデータ取り込み法など、どんな形の診療を行っているか、電子カルテをどう使いたいか、誰が使うかによって、必要となる機能が違うと思います。あとは、職員の分類によるアクセス制限、セキュリティ、インターネット&イントラネットとの関連など。
あとは、どの程度サクサク動くかですね。
電子カルテ導入と同時に、関連スタッフごとの電子カルテが「落ちた」場合の紙カルテへの切り替え手順書、復旧後の電カルへの記載法、会計手順、バックアップ方法の確認など、やることはたくさんあります。
PCがやればいいことはPCにやらせて、人だからこそできることに人の力を集中させたいですよね。会計作業のほとんどはPCでできるから、その分患者サービスの向上などに振り分けたりとか。
いずれにしても、電カルを使ったことのある医師に一緒に見てもらったりすると、結構参考になると思いますよ。
頑張って!
コメントありがとうございますっ!!!
電子カルテ導入なんですよぉ!
房総半島K病院は、確か、”(惑星)”というASP型電子カルテですよね?
でも、こんなことがわかっても、大切なことがわかってなかったです。
tagさんに、コメントをいただけて、とても参考になりましたので、早速、プリントアウトさせていただきました!
明日はこれを頭に入れて、話を聞いてみようと思います。
頑張りますっ!!!
KumacCom佐藤でございます。先生、本日はありがとうございました。いち早くGoogle検索でBLOGを発見いたしました!
こちらこそ大変やりがいのある仕事をさせていただいて、とても感謝しております。本日は十分にサポート出来ましたでしょうか。何かお困りのことがありましたら、どんなことでもご相談下さいませ。
お察しの通り、MacintoshはSE/30の時代から使っておりまして、Mark of the Unicornという会社のPerformerという音楽制作ソフトで音楽制作を開始したのが始まりです。1995年のことです。シンセサイザー8台をMacで制御していました。パソコンというより私にとっては、MacはMacであり・・そして楽器のような存在です。
またブログにお邪魔いたします。本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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